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アボカドは南米原産で、栄養価が高い果物として知られています。特に、脂質が豊富に含まれているため、「森のバター」と呼ばれることがあります。脂質と聞くと体に悪いように思うかもしれませんが、アボカドに含まれる脂質は、そのほとんどが不飽和脂肪酸という健康に良い成分です。不飽和脂肪酸の中でも、オレイン酸という悪玉コレステロールを低下させる作用がある成分を多く含んでいます。悪玉コレステロールを低下させることにより、動脈硬化を予防してくれます。
また、アボカドにはビタミンEも多く含まれています。ビタミンEは抗酸化力が強く、血液をサラサラにする効果があるため、生活習慣病の予防につながります。さらに、肌の新陳代謝を促すビタミンB6も多く含まれているため、美容にも役立ちます。これらのビタミンは水溶性なので、調理すると失われてしまうことがありますが、生食でいただくことが多いアボカドなら、効率的にビタミンを摂取することができます。
ほかにも食物繊維、カリウムなど、様々な栄養素を含むアボカドですが、脂質が多いということはカロリーも高いので、食べ過ぎには注意しましょう。1日に半個ほどが適量です。クセが少なく、サラダやトルティーヤだけでなく寿司などの和食にも合うアボカド。適度な量を守りながら、様々なメニューにアボカドを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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